ディオニュソスの死
穀物の女神デルメルの娘ペルセポネーに、ゼウスはひそかに交わったそうです。生まれた息子はザクレウスと名付けられ、嫉妬深いゼウスの妻ヘラの復讐を恐れてクレータ島イダ山中の洞窟に隠されて、見張りを付けて育てられたそうです。しかし、やがてゼウスの敵、ティターン神族がこれを嗅ぎつけ、真夜中に幼いザクレウスを襲撃しました。ザクレウスは勇敢に立ち向かいましたが、結局神族により八つ裂きにされてむさぼり食べられたそうです。これを見た女神アテナが最後に残ったザクレウスの心臓を救い、ゼウスはこれを飲み込んだのだそうです。このザクレスがディオニソスなのだそうです。ゼウスはその後、ディオニュソスを第二の母となるテーバイの王女セレメーに宿らせます。(後半は「御酒の雑話2」にあります。)(「酒の神 ディオニュソス」 楠見智津子) ディオニュソスという神のもつ大変特殊な歴史がこうした神話を生み出したのでしょうか。
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